英語学習をする子どもに使わせないと損です!ビルゲイツが絶賛するKhan Academyの低年齢版アプリの活用
目次
1、Khan Academy(カーンアカデミー)って?
①Khan Academyとは
② Flipped Classroom
2、Khan Academy kidsについて
3、Khan Academy kidsの使い方
1、Khan Academy(カーンアカデミー)って?
① Khan Academyとは
Khan Academy(カーンアカデミー)とは、誰でも無料で利用できるオンライン学習サービスです。ビルゲイツやグーグルからの出資と、個人、団体からの寄付を受けて運営されている非営利組織です。

幼稚園児向けの算数から始まり、大学レベルの数学、物理、化学、経済、金融、歴史、美術、プログラミングなど、さまざまな分野を網羅する教育教材が無償で提供されています。ボランティアの翻訳により、日本語サイトも公開されました。Khan Academy(カーンアカデミー)の学習は、講義の視聴と練習問題で定着させるというシンプルなものです。

ではでは、ビルゲイツが絶賛しているこのサービスがどんな使命を果たしていますか。それは、地域、経済、社会地位の壁を超えて、誰でも、どこにでも世界クラスの教育を受けるチャンスを提供しているの他に、もう一つ重要な使命は、反転授業方式の教授法を支援できることです。
②Flipped Classroom (反転授業)とは

(画像はインターネットより)
従来からの授業のパターンは、教科書を読み、問題を解くことを学校外で行なうよう生徒に課した上で、教室では講義を聴き、試験を受けることを求めていた。
反転授業においては、生徒たちは主題についてまず自習をする。教室での授業時間は、生徒たちが予習で得た知識を応用して問題を解き、実習する。教師は、導入の授業を行うのではなく、生徒の多様性に応じた個別化教授法 (differentiated instruction) や課題解決型学習 (project-based learning) を手法を用いて指導を行う。
Khan Academyはその反転授業方式の教授法を支援できるサービスとして、講義の視聴と練習問題を用意し、自習する環境と教材をすべての学習者に提供しています。
Classroomは、知識を学ぶところではない、使うところです。この考え方はEmpowerのコンセプトと一致しています。一週間に一回、1時間でインプットされた知識をどれだけ残れるか、どれだけ生かせると考える、わずかだと思います。Classroomは、先生、他の生徒とのコミュニケーションにより、インスパイアされるところ、ヒントをもらうところ、発想を広げるところになるべきだと思っています。なので、Empower教室のレッスンは、知識を教えるよりは、アクティブに知識(英語を含め、自分が知っていること)を使って、プロジェクトを取り組んでもらうことを行なっております。
ではでは、知識はどこから学ぶの?自主学習です(笑う)
「いやいや、丸投げは、やめてよ」と!皆さんの心の声を聞こえましたよ!
ですから、Empower教室を運営している私としては、Classroomでのレッスン以外に、どうやって家庭学習、自主学習がやりやすく、続けられるようになるのかを探索して続けています。そこで目に付けたのはKhan Academyが開発した低年齢の子ども向けのKhan Academy kidsです!

もっと多くの家庭にこの素晴らしいリソースをシェアできたらと思い、このブログを書くことにしました。
2、Khan Academy kidsについて
Khan Academy kidsとは、算数、科学、リーディング、ロジカルシンキングに関する教育プログラムが楽しいコンテンツで用意されているアプリです。英語を第二言語として学ぶ子ども向けの教材ではないので、逆に自然に生きた英語を身につけるチャンスです。
2-7歳の子ども向けと公式サイトに書かれていますが、英語学習材料としては、12歳くらいまで使えると思います。
3、Khan Academy kidsの学習方法
Khan Academy kidsの学習方法は二つのパターンがあります。① 主題ごとに取り組む方法と② 分野ごとに取り組む方法です。
① 主題ごとに取り組む方法は、一つのテーマに巡って、多分野をまたいて、学習者のレベルに合った動画、うた、ゲーム、読書のコンテンツを組み合わせたプログラムが自動再生されるものです。例として、文字認識のテーマに巡ったプログラムを紹介します。
最初は、様々の標識の中から、「文字」が含まれているものを選別させることで、「文字」ってどいうものなのかを分かってもらう。

次に、「Letter」を組み合わせて「言葉」になるということを動画で説明する。

次に、「Letter」と「言葉」を分類させるゲーム(ロジカル分野)で両者の違いを判別する練習をしてもらう。

そして、歌で「Letter」の名前を教える。

そして、色分けゲーム(ロジカル分野)で「Letter」の音を教える。

その方法を使う場合、学習者のアカウントに入ったら、「Play」のボタンを押せば、前回の続きで取り組めます。

② 分野ごとに取り組む方法は、それぞれの分野(文字認識、算数、読書、ロジカル)のコンテンツを一覧できて、そこから、自分が好きなコンテンツ、強化したい分野などを選んで取り組む方法です。

この方法を使う場合、この画面に入ったら、左上の「Library」のボタンをタップしてください。

この画面の一番上にある8つの丸いボタンから取り組みたいコンテンツや分野を選べます。
アプリをダウンロードし、アカウントを作ったら、お子さんごとにユーザーを作れます。お子さんの年齢を入れる欄がありますが、英語のレベルによって、実際の年齢より1~2歳くらい低くすることを勧めます。
このアプリがiOSもAndroidも対応しています。ぜひ使ってみてくだい!
8歳以上のお子さんには、Khan Academyのサイトで学習できます。
英語サイト https://www.khanacademy.org
日本語サイト https://ja.khanacademy.org/parent
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