top of page

ゲームでロジカルシンキングを育てていこうーThinkFun RushHour

ロジカルシンキング、いわゆる論理的思考っていうことばがよく耳にされるかもしれませんが、今回の記事では、ロジカルシンキングの意味は何?ロジカルシンキングの力をどう育ててる?を触れたいと思います。


一言で言うと、ロジカルシンキングとは筋道を立てて考えることです。その筋道の立て方が基本的に三つあります。


①演繹:規則+前提条件→結論 雨がふると芝生は湿る(規則)。雨が降っている(前提条件)。したがって、芝生は湿っている(結論)。ある現象から、これから起きてくることを推測するときによく使われる。


②帰納:「前提条件→結論」の繰り返し→規則 これまで、雨がふると(前提条件)いつも(繰り返し)芝生は湿ってきた(結論)。したがって、雨がふると芝生は湿る(規則)。たくさんの情報の中から、ある規則を見つけ出す時によく使われる。


③仮設形成:結論+規則→前提条件  芝生は湿っている(結論)。雨がふると芝生は湿る(規則)。したがって、雨が降ったに違いない(前提条件)。ある現象が起きている理由を探すことによく使われる。


では、この3つの考え方を使う時、具体的どうすればいい

①たくさんの情報を分類したり、

②比較して類似性と相違性を見つけ出したり、

③順序を立てたりをするのです。


つまり、分類、比較、順序立てで考えることを習慣化にすれば、ロジカルシンキングにつなげていくのです。

その3つのこと、小さい頃から具体物通して感覚的に身につけていけるものだと思います。

ThinkFun社のRush Hourというゲームが順序立てて問題を解決する考え方を養うことに貢献できると思います。

ThinkFun社のRush Hourは、車を動かして、大混雑の渋滞の中から、指定された車を脱出させるゲーム。

まず、チャレンジカードを一枚選んで、カードの通りに車を配置。ここでは、まず平面位置の認知力を育つ。

ゴールはボードにある車を動かして、ブロックされているアイスクリームのワゴン車を出口から脱出させること。車は横にうごかず、前後にしか進めない。アイスクリームのワゴン車を脱出させるには、他の車をどう動かせば良いかを順序立てて考える。

例えば、上のチャレンジカードでは、アイスクリームのワゴン車が赤い消防車にブロックされ、赤い消防車が黄色いスクールバスにブロックされ、黄色いスクールバスが紫のスポーツカーにブロックされ…このように順序よく筋道を見抜かないといけないゲームになっています。


Empower教室では、ルールの説明から、各車の名称紹介、遊んでいる途中のヒントまで、オールイングリッシュで実施し、子どもたちが車を触って、動かしている中で、fire engine, school bus, ice cream van, sport car, car, slide it forward/backwardなどのことば、表現を自然に理解できたように見せてくれました😉

閲覧数:110回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page